明けない夜やまない雨

不登校、ひきこもり、HSP、障害者…生きづらさを感じる30代が書くブログ

ひきこもりが社会に戻れる可能性

お久しぶりです。前回からかなり間があいてしまっていますが、更新が止まっている間にも思ってた以上の方が見てくださっていて感謝です。

ありがとうございます。

 

さて、最近の私はというと障がい者枠での就活がうまくいきフルタイムで働いています。

 

 

自分が社会に戻って感じたことは(一人でも稼ぐ手段があれば、社会になんぞ戻りたくはないのですが。)、日本社会でドロップアウトした人間が社会に元に戻るのは運なのでは…?ということです。

 

不登校になってひきこもりになって、そこから出て働かないと生きていけないので必死に頑張ってきました。でもまったく結果には繋がらず死という選択まであって、将来は生保…とまで思っていたほどです。

 

しかし最初の山を越えたあとは、驚くほどスムーズで受かるようになっていたのでは?と感じるほどでした。

 

とはいえ、最初の山でダメかもと思ったときにくらいついたのは私で、複数回の面接も必死で頑張ったのも私なので、その結果とも言えるのですが。

でも今までも同じくらい必死だったのに、今回だけ信じられないぐらいとんとん拍子進み、結局運なの…?と。

 

それともそういう流れにのれる「時(時期)」だったのかもしれません。

私はなんにでも物事には「時(時期)」があって、その時に動いたものは上手くいくと思っています。大学に進むのをもっと早く決めていればよかったといまだに後悔しますが、あの時の私だったから4年で卒業できたんだろうとも思っています。

 

あと、こういう結果を得られたのは障がい枠を選んだからです。でも障害者枠で入ったからといってうまくいくとは限りません。私はたまたま上司がいい方でしたし、部署内のメンバーからも差別されたことはありません。他の部署の方からは差別や下に見られてると感じたことはありますが、仕事をする上では接点がない人たちなので問題はありませんでした。

 

そう思うとこれも運になってしまうのでは…?と。入社してみないとわからないという点は障害者枠でも一般枠でも変わりませんが…。

 

ただ、落ちても落ちても動くことをやめなかった結果なので、行動するということは大事なんだと思います。その結果私の性格とてつもなくひねくれまくってますが(笑)

 

障がい者枠とは言え、私は社会に戻るまで約20年かかりました。障がい者枠だから戻れたとも感じています。

 

自分が障がい者という枠に入るのは抵抗がある方もたくさんいらっしゃると思います。私もバスで障がい者手帳を使うときは乗客に見えないように手帳を運転手さんに見せています。私は他人であっても自分が障がい者なんだと思われることは嫌だと感じているからです。

 

それでも使うのは運賃半額になるから(笑)使えるものは使います!(笑)

前の病院の担当医も、使えるものは使えという先生でした(笑)

 

しかしお金を稼ぎ一人で生きていくためには社会に戻らなければなりません。特に取り柄がない人間は社会に出てサラリーマンになって働くしかありません。その戻れる選択肢の一つとして障がい者枠は一つの可能性ではないかと私は思います。

 

 

Copyright ©明けない夜やまない雨 All rights reserved.