精神保健福祉手帳(障害者手帳)3級のメリット
通院を初めて半年経過してすぐに申請して、4ヶ月後に結果が届きました。(通院して半年しないと申請できません)
申請時の案内では、結果が出るまで2ヶ月〜4ヶ月です。
1~3級があり、障害の程度によって決まります。
私は3級です。
有効期間は2年間です。
対象は、
精神疾患を有する人で(統合失調症、躁うつ病、非定型精神病、てんかん、中毒性精神病、器質性精神病及びその他の精神疾患のすべてが対象)精神障害のため長期にわたり日常生活または社会生活への制約がある人。
通院している病院の先生に手帳を申請したい旨を話せば診断書を書いてくれると思います。
私の場合まだ通院を始めてそんな経ってない時、こちらが取得希望と思う前に手帳取るのも手だよと話す先生だったので、診断書をお願いするときもすんなりいきました。
先生に希望を言った後、会計時に受付でその旨を話すと、診断書希望の申請用紙を出してとのことでしたので、それを記入して次の1ヶ月後の診察で貰えました。
手帳がおりないことはありますか?と市役所の人に聞いたらそんなに落ちることはない…と思うけれどゼロではないと言った感じでした。
私は申請時の病名を知りませんし、詳細も知らずおりなかったら…という心配はかなりありました。
診断書を病院で封をして渡されたので、見てはいけないと思い市役所に封のまま提出しました。
しかし出す前に見てる方もいるようです。
私も提出時に、市役所の人が封を開けたのでこの時見せて貰えばよかったと後悔しています。
申請に必要なもの
・申請書(申請時に記入します)
・印鑑
・顔写真(縦4cm×横3cm)
・個人番号を確認するための書類、身分証明書
・必要書類(以下の3つのうちのいずれか)
1.手帳用の診断書(料金の一部を助成)
2.年金証書、年金振込通知書、同意書
3.特別障害給付金 証書、振込通知書、同意書
・マイナンバー(これは市のHPに書いてありましたが必要ありませんでした)
診断書の助成がある市の場合は、その場で返金にはならず後から振込みになるため銀行口座がわかるものも持参。
手帳は市役所に取りに行かないとならないため、その時に助成の申し込みもできるため後から助成の申請をするならば申請時には必要ありません。
手帳3級で使えるサービス・メリット
私が3級を持っているため、その3級で使ったサービス、気になるサービスを書いてみようかと。
しかし3級だとそんなすごいメリットはありません。
・携帯料金の割引
私はauを使っておりスマイルハートを申し込みましたが、他の割引もあるため200円か300円しか安くなりませんでした。
しかしいつ契約解除しても解除料がかかりません。
あとは、au電話への通話料・一般電話への通話料が50%割引、他社携帯電話・PHSへの通話料が20%割引。
SMS(Cメール) 送信料・au電話への送信料が50%割引、他社携帯電話・PHSへの送信料が20%割引。
ただし通話料に関しては、「スーパーカケホ」「スーパーカケホ(ケータイ)」は通話料割引の対象外です。
・映画料金の割引
いつでも1000円です。
チケットを見せる時に、障害者手帳を見せればOKです。
中を見せる必要もありません。これは私的にとても嬉しいサービスです。
・バス代の割引
半額になります。
降りる際に障害者手帳を見せればOKです。中を見せる必要もありません。
電車だと身体障害者にしか割引がききませんが、バスは半額になるところが多いです。
・宅配の配送料が無料
私らでぃっしゅぼーやという宅配を利用しており専用車で配達の場合通常5000円以上が無料ですが、いくらからでも無料になります。
・障害者枠での応募が出来る
大手だと殆ど障害者枠での採用を行っています。
私的にはこれが一番のメリットだと思っています。
・税の控除
所得税が27万、市民税が控除されます。
・飛行機の割引
これはまだ使ったことはありませんが、国内線で割引になります。級は関係ありません。
割引率は会社、路線によって異なります。
・市営自転車駐車の免除
定額料金が免除になります。これも級は関係ありません。
手帳のデメリット
私的にはありません。
社会的に障害者だと思われている証のようなものなので、そこが嫌と思う方もいるかもしれません。
しかし言わなければ取得していることはバレません。
それにこれは私の変わった考え方かも知れませんが、あくまで日本国内で障害者と言われるだけです。日本の外に出ればそんなの関係ありません。私はそう思ってます。